■黒豆の成分と効能
黒豆は大豆の種類のうちの一つですが、ダイエットや健康食品としての注目が集まっているのは、
黒豆に含まれる成分とその働きが私たちの身体に必要なものを豊富に含んでいるからです。
■黒豆のアントシアニンの効能
黒豆には一般的な大豆(黄大豆)に比べてその黒い皮の部分に
アントシアニンという物質が多く含まれているため抗酸化作用が高いのが特徴です。
アントシアニンは目によいといわれているビルベリーなどにも多く含まれている成分で、
疲れ目などの症状の改善にも効果があるといわれています。
アントシアニン自体坑酸化作用の高い成分ですが、
ビタミンCとくっつくと抗酸化作用が3〜5倍にもなるそうなので、
黒豆を食べるときにビタミンCが多く含まれる食材と一緒に食べるとさらに高い効果が期待できます。
■黒豆のサポニンの効能
黒豆に含まれるビタミンやサポニンの量も一般的な大豆に比べてかなり豊富に含まれています。
サポニンは抗菌・抗炎症効果がある物質で、油脂を分解する作用があり、
中性脂肪やコレステロールを抑える効果があります。
さらに黒豆に含まれるサポニンには体内にあるいらないものを排出してくれる働きもあり、
胃や腸の働きを助け、便秘の解消や解毒効果があるといわれています。
便秘黒豆の煮汁にはこのサポニンが多く溶けだしているので
煮汁にはダイエットや肥満防止に役立つ成分がたくさん含まれているといえるでしょう。
昔から薬のような使われ方をしていたこともあります。
■黒豆の大豆イソフラボン
クロマメも大豆の一種ですから、女性ホルモンやエストロゲンの働きを助けてくれる
「大豆イソフラボイン」が多く含まれています。
黒豆の大豆イソフラボンは、体内のカルシウムが溶け出すのを防いでくれる効果があり、
骨粗しょう症の予防にも役立ちます。また、黒豆の抗酸化作用とイソフラボンの効果で、
肌のシワやくすみを抑えハリや潤いを保つ美容にも嬉しい効果があります。
女性ホルモンに似た働きをすることで有名な大豆イソフラボンですが、
エストロゲンの量を適正に保つように調節してくれる働きがあり更年期障害やPMSの緩和などにも効果があります。
この大豆イソフラボンは食品として摂取するのに限度はありませんので、たくさん食べても大丈夫です。
しかし、あまり一気にたくさん食べ過ぎるとアレルギー反応が出てしまうこともあるそうなので、
何事も適度な摂取が肝心ですね。
■黒豆料理のレシピ・黒豆の煮物
黒豆の煮物は、昔からお正月に「一年間マメ(豆)にすごすことができるように」
というねがいをこめて栄養のたっぷり詰まった黒豆を食べる習慣があります。
市販の黒豆も手軽に使えますが、自分で好みの味付けに煮た黒豆も大変美味しいと思います。
ふっくらと美味しい黒豆が簡単に作れる作り方をご紹介しますね。
■黒豆の煮物
【材料】(4人分)
黒豆:300g
水:8カップ
三温糖(砂糖でも可):180g
塩:少々
【作り方】
黒豆はザルにあけ、軽く水洗いしておきます。
大き目の鍋に煮汁を作ります。水と三温糖・しょうゆを入れたら中火で一煮たちさせて火を止めます。
火を止めたらすぐに、洗っておいた黒豆を鍋にそっと入れます。そのまま一晩おいておきましょう。
一晩おいた黒豆は、水分を含んで膨らんでいると思います。
あまり揺らさないようにして、上から落し蓋をして、さらに普通の鍋のふたを閉めます。
中火にかけたら一度沸騰させます。
沸騰したら、蓋を開けてごく弱火にして煮詰めていきます。
水分が少なくなって黒豆がでてきてしまったら、水をたして黒豆が煮汁に浸っているようにしてください。
黒豆が軟らかくなったら、塩を少々加えて味を整えてください。
火を止めたら一度完全に冷めるまで冷ましておくと黒豆に味がしっかり入ってより美味しく食べられます。
ポイント!
出来上がった後に冷ましておくときに、ふきんやさらしに巻いてよく洗った釘を入れておくと
黒豆と鉄分が反応してつやつやの黒い黒豆になります。
もちろん、釘を入れても煮汁はちゃんと使えますよ。
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